プロジェクトメンバー

地引 泰人(ぢびき やすひと)

助教

専門
国際緊急人道支援/国際関係論/国際防災の政治学
分野所属
リーディング大学院
ユニット所属
減災・復興デザインプロジェクトユニット 副メンバー

メッセージ

以下の研究に取り組んでいます。
1.国際防災政策の歴史的変遷の研究
 国際防災政策の歴史的変遷を、公開されている国連文書の内容分析を通じて明らかにします。その際に、防災に近接する開発援助、環境問題や気候変動などの領域との関連性に着目します。

2.フィリピン台風の災害対応・復興に関する研究
 2013年11月の超大型台風ハイエン(ローカル名ヨランダ)による被害について、一般住民の避難行動、情報伝達の課題、復興についての研究を行っています。加えて、巨大災害発生後における国家レベルの復興組織の評価枠組みの構築に向けて、国際事例による検証を実施したいと考えています。その際に、台風ハイエンの際にフィリピン国政府内部に設置された「復旧復興にかかる大統領支援室(OPARR)」の役割について、実証的な研究を進めています。

3.2015 年9 月の関東・東北豪雨における宮城県大崎市の災害対応と今後の防災力強化に関する研究
 豪雨災害における自治体行政組織と住民自治組織の連携についての研究を進めています。豪雨災害の直前と直後に加えて、被災後に得られた研究知見と、市や住民自治組織内で得られた知見の相違があるのかに着目しています。そして、これらの知見が、今後の防災対策にどのように実装されるのか(過程)、なにが課題とされているのかを明らかにしてきます。さらに、自治体行政組織や住民自治組織に加えて、大崎市内で操業する民間企業や各種団体の存在にも目を向けて、関係主体の相互関係を明らかにしていきます。